特殊法人と民営化その後

特殊法人はかなりダメだという記事があります。

日本をダメにした特殊法人を…


2001年の記事ですが、その後はどうなっているのでしょうか?
そもそも、特殊法人とは wiki (特殊法人) によると、その多くは今は別の名称の機関となっています。


特殊会社独立行政法人民間法人などです。


特殊法人と異なる点は、たとえば独立行政法人では、資金調達に国の保証が得られない、納税義務が生じるなど民間企業と同じようになっている部分が変わっているそうです。
しかし、政府が関与しないわけではなく、主務大臣による中期計画の承認や担当部署による評価を受ける必要があります。


改名は目くらましの隠れ蓑

国鉄民営化、20年目の証言


これらを見る限り、あの手この手でいろいろ利権を守ろうとするのは防ぎきれませんが、それなら少なくとも今までの失敗した分はその人たちに負担してもらいたいと思うのが人としての気持ちだと思いますがどうでしょう? 役人には顔がない、他の部署に移動すれば前の責任を取る必要がない、官僚天国だみたいなことが言われていますが、本当に責任を取らせないでいいのでしょうか? 天から降ったような出来事が起きないかぎり、そしてそれで日本が好景気にならない限り、彼らには後になればなるほどひどい仕打ちが(彼らだけでなく周りの同僚たちにも)待っている気がします。


自ら責任を取らない連中がまともなことをするはずがないのは人間の性だと思うので、今のやり方を変えさせるだけでなく、少しは彼らに責任を持たせるべきだと思いました。
問題は、彼らに自分たちで責任を取ったほうがよっぽど良いと思わせる状態にどうやってもっていくのか、ということ。それをする時期に来ているように思います。